妊娠の初期症状を解説しています。
他には妊娠が発覚してから注意するべき点をまとめています。
妊娠したかも?と思っている人も、妊娠が発覚した人も是非参考にしてください。
ここでは、妊娠初期(2ヶ月~4ヶ月目)の注意点や過ごし方を解説して行きます。
その前に「妊娠したかも?」と思う妊娠特有の初期症状をまとめていますので参考にして下さい。
まず代表的な妊娠初期症状は以下の通りです。
・月経(生理)が1週間~10日遅れている ・体が熱っぽい ・頻尿になる ・食の趣味が変わる ・肌荒れをする ・気持ち悪くなる(つわり) |
一つでも当てはまる場合は、産婦人科を受診してみましょう。
生理が1週間程遅れている場合は、妊娠検査薬を使って調べてみるのも良いでしょう。
妊娠初期症状は早くて4週目から現れます。
この妊娠初期症状とは、
妊娠2ヶ月~4ヶ月(0週~妊娠15週)までの妊娠初期に現れる独特な症状の事を言います。
代表的な初期症状は、「つわり」です。
女性が「おぇっ」と気持ち悪くなる症状です。
妊娠初期症状と言えば「つわり」を思い出す方は多いと思いますが、実はそれ以外に多くの初期症状が出ています。
例えば、この頃にはすでに妊婦の体の中で子宮が大きくなり始めています。
赤ちゃんを守るため、女性ホルモンがどんどん分泌されているのです。
妊娠した事に気付く最も多い理由が「月経(生理)の遅れ」です。
1週間程生理が遅れると多くの妊婦は妊娠したかも?と思うようになります。
またこの頃から、「つわり」が始まったり、食欲がなくなったり、熱が出たり、肌荒れが始まります。
今まで気にならなかったにおいにも敏感になったり、と普段の生活にも支障をきたすことがあります。
体の中で赤ちゃんが誕生するとこれだけ、体に変化が起こります。
このように「妊娠初期症状」では、ママにつわりやダルさ、食欲不振など身体的症状に多くの変化が現れます。
妊娠特有の症状ですが、妊娠していても生理予定日に出血が有ることがあります。
これにより生理があるように感じて、妊娠していないと勘違いしてしまう妊婦がいます。
これは「着床出血」と言い、無事に妊娠したサインです。
また、この頃に妊婦は熱が出る事があります。
これは「プロゲステロン(黄体ホルモン)」の分泌により体温が高くなり、
一時的に熱が出てしまうのです。
体もダルくなる為、風邪を引いたと勘違いする妊婦がいます。
生理のような出血が来て、熱も出て、体がダルくなったら妊娠を疑うようにしましょう。
妊娠初期症状には、
・着床出血
・ダルさ
・微熱が出る
この3点も覚えておくと良いでしょう。
「妊娠初期」と言う言葉は聞いた事があると思いますが、
妊娠「超」初期と言う言葉は聞き慣れないかと思います。
この、妊娠超初期と妊娠初期とでは明確な違いがあります。
具体的な違いは妊娠している期間で、
妊娠超初期は0~4週までの事を言います。
妊娠週数の数え方は、前回の生理が始まった日を0日0週とします。
生理は28日間隔で来るので、次の生理予定日は妊娠4週目のはずです。
この時点で既に生理は少し遅れている事になります。
妊娠超初期は、この期間の生理が訪れる予定なのに来ていない時期を言います。
尚、この期間に現れる症状を、「妊娠超初期」と呼びます。
この期間には妊娠検査薬は使えません。
妊娠検査薬は生理予定日から1週間過ぎてから使用してください。
実際に妊娠に入る(着床)のは、妊娠3週目以降です。
そして妊娠症状を感じるのは早い人で妊娠4週目からです。
この期間にお酒やタバコ、市販薬を摂取する人も多くいます。
勿論、胎児にはよくない事なので早めに妊娠に気付いてあげたいものです。
妊娠発覚が遅れるのは風邪や、生理の症状と、妊娠超初期症状が似ているからです。
生理前は
・微熱
・便秘
・むくみ などの症状がありますが、
これらには「プロゲステロン(黄体ホルモン)」と言う女性ホルモンの物質が関係しています。
そしてこのホルモンは妊娠初期症状にも関係しています。
プロゲステロンは受精卵が子宮内に着床(妊娠)した時にも分泌されますが、
通常の生理周期の中でも分泌されています。
本来、流産や早産から赤ちゃんを守ってくれる役目を果たしますが、
このホルモンが分泌する影響で女性の体は、ダルくなったり、熱っぽく感じます。
これが厄介で、
生理時にも熱っぽく感じたり、ダルさを感じ、妊娠超初期も全く同じ症状を感じるのです。
それ故、いつもの生理のような症状だと思って油断していたら、妊娠していたと言う事が起こるのです。
排卵から生理が始まるまでの黄体期から月経期には分泌量が徐々に増えて行きますので、
生理前より強く症状がでやすくなります。
これを見落とさないようにしなければならないのですが、実際は難しい話です。
妊娠超初期を見逃さない方法は、
妊娠している可能性がある時はいつも以上に敏感にしている他ありません。
ここからは妊娠初期症状の具体例を紹介していきます。
紹介する症状がいくつか体に現れたら妊娠している可能性が高くなっています。
念の為、妊娠している前提で普段の生活を過ごしましょう。
早めに産婦人科に健診に行くことをオススメします。
妊娠初期症状の1つとして、
身体がだるくなる、眠くなりやすい、眠気があるという症状があります。
生理前のような症状なので、これだけの症状では妊娠していると疑いにくいのですが、いつもより強く現れます。
風邪の場合も身体のダルさを感じやすいので、
一緒に喉の痛みや鼻水がないかもあわせて確認してください。
妊娠初期症状としての眠気は、
・寝たばかりなのに眠い ・家事をするのが辛い ・すぐに横になりたくなる ・いくらでも寝れる |
と自分ではコントロール出来ないような眠気や身体のダルさが特徴です。
身体が休養を欲している証拠なので無理せず出来るだけ横になるようにしましょう。
体をいたわる事が大切です。
妊娠初期症状の代表的なものとして「つわり」があります。
つわりが始まる時期は個人差がありますが、
妊娠5週頃から急に、胃のムカつきや食欲不振とあわせてつわりが始まります。
この時期は、生理も遅れているので「気持ち悪いし、もしかして妊娠した?」と気付く女性が多くいます。
まだ妊娠が確定していないので、どうして良いかわからず、慌ててしまう方もいますが、
妊娠検査薬を使用し確かめるか、早めに産婦人科に行きましょう。
妊娠初期症状のつわりは、
・急な吐き気が込み上げて来る ・耐えられず吐いてしまう ・特定の匂いが苦手になり吐き気をもよおす |
等の症状がでます。
つわりが酷い時は無理せず安静を心がけましょう。
仕事をしている人は、上司に相談し、早退や休みを取れるようにしましょう。
家族にも理解をしてもらい家事などはパートナーに手伝ってもらうと良いでしょう。
つわりの仕組みは医学的には証明されていませんが、
1説によるとホルモンバランスの不調によるものとされています。
hCG(絨毛性ゴナドトロピン)と言う、妊娠検査薬で尿中の量を調べるホルモンが脳の中にある、嘔吐中枢を刺激するからと言われています。
また、精神的なストレスや、赤ちゃんを妊娠した不安からくるとの説もあります。
つわりがある時は無理せず、家族や上司に不安や悩みを相談するようにしましょう。
妊娠初期症状に、食べ物の好みが変わると言う事があります。
今まで甘い食べ物が好きだったのに、急に辛い物や酸っぱい物が好きになったりします。
これは悪い事ではありません。
ホルモンバランスの変化により食事の好みが変わる事があります。
栄養バランスを考え、
色々な物を食べるのが良いのですが、妊娠初期では食べれる物を優先して食べるようにしましょう。
同時に、においに敏感になる事があります。
多くの妊婦は、
・お米を炊くにおいが苦手になる ・お米を考えるのも見るのも苦手になる |
と、お米関連でつわりを引き起こしやすくなります。
気持ち悪くなるだけでなく、実際に吐いてしまう場合もあります。
これらは妊娠16週目頃には治まる傾向にありますが、個人差があります。
中には妊娠中期までつわりに苦しむ場合もあります。
妊娠4週から6週目に症状が現れ始めますが、つわりは自然と治るのでその時をじっと待ちましょう。
食欲がない場合は、温かい食べ物より、冷たい物を食べてみましょう。
意外と食べやすく、すんなりと胃に入るかもしれません。
つわりが酷く何も食べれない場合は病院に相談しましょう。
点滴などで栄養補給などの処置をしてくれます。
妊娠すると赤ちゃんにおっぱいを飲ませる為に胸が大きくなります。
これは妊娠した事で、女性ホルモンが急激に増加するからです。
母乳が作られる乳腺組織や、母乳が通る乳管が発達して行くからです。
胸が痛くなったり、張るのは生理前や生理中の症状によく似てます。
その為、これだけは妊娠しているとは気付きにくいですがこれも妊娠初期症状のひとつです。
生理前の胸の張りは早い場合で排卵直後である、生理が始まる約2週間前から現れます。
しかしその症状が、生理開始予定日から数日~1週間以上続く場合は妊娠を疑ってもよいでしょう。
普段の生理前より胸が張る、胸が痛い場合は妊娠検査薬を使用するか、産婦人科に行きましょう。
人によっては現れにくいのですが、
唾液や鼻水の量が増えるのも妊娠初期症状の1つです。
妊娠が身体の中のホルモンバランスを崩し、自律神経の乱れを引き起こします。
妊娠中は鼻水が増えたり、身体がダルかったり、頭痛もするので風邪と間違える事があります。
市販の薬などは飲まないようにしましょう。
透明でさらさらしている鼻水が多く出るのが特徴で、
この症状は、妊娠性鼻炎と呼ばれます。
鼻水を止める方法はありませんが、加湿をするといくらか症状が和らぎます。
唾液も沢山出ますが唾液の場合は吐き出してしまえば楽になりますのであまり辛い症状はありません。
妊婦になると腰痛に悩まされますがその原因は「リラキシン」と言うホルモンの影響によるです。
生理前や生理中にはリラキシンが分泌されるので腰痛を感じる方は多いと思います。
このリラキシンは妊娠中にも分泌され、妊娠3ヶ月~産後2~3日間まで分泌されます。
このホルモンは関節を緩める働きをします。
出産時の赤ちゃんはおよそ3000g程ありますが、
この大きい赤ちゃんが産道を通り抜けられるには秘密があります。
赤ちゃんの大きさに合わせて産道が大きくなるわけではありません。
実は、骨盤を赤ちゃんが通り抜けられるように「骨盤結合(膀胱近辺の大きな骨)」の部分をリラキシンの作用で緩めているのです。
またリラキシンは同時に靭帯も緩める作用があります。
靭帯が緩むと体の各部位の動作範囲が自然と広がります。
妊娠中は7kg~12kg体重が増えます。
この体重を支えるために、緩んだ靭帯を補う為に、関節、筋肉、腱に負担がかかってしまうのです。
この結果腰痛の原因となります。
他にはお腹が膨れる事により姿勢が悪くなり腰痛となります。
妊娠中は手足のむくみが気になります。
指輪が取りにくくなったり、ふくらはぎがパンパンに張る事があります。
下半身は子宮の圧迫を受けるので、特に下半身のむくみが気になります。
立ち仕事をしている妊婦やデスクワークが長い妊婦は適度な休憩を挟み、同じ姿勢で居続ける事を避けましょう。
適度な運動と就寝時に足を高い位置にして寝ると解消されます。
むくみ(浮腫)の原因は黄体ホルモンが多く分泌される事にあります。
ほぼ全ての妊婦が妊娠初期、中期、後期の全ての時期に悩まされます。
むくみの症状の中でも一番気をつけたいのは「妊娠高血圧症候群」で、
この妊娠高血圧症候群の原因として高血圧やタンパク尿の症状としてむくみが続く事があります。
いつまで経ってもむくみが消えない場合は医師に相談してみましょう。
妊娠初期と中期には激しい頭痛に悩まされる事があります。
医者に言えば妊婦でも飲める頭痛薬を処方してくれるので我慢せず相談するようにしましょう。
頭痛の原因は、妊娠中の肩こりが原因の場合もありますが、多くはホルモンの分泌によるものです。
妊婦中は女性ホルモンが多く分泌され、プロゲステロン(黄体ホルモン)に血管を拡張する作用がある為で、それが頭痛の原因となるのです。
妊娠中は頻繁に尿意を感じるようになります。
すぐにトイレに行きたくなったり、
夜中に何度もトイレに行くようになります。
トイレを我慢すると膀胱炎の原因になります。
膀胱炎は残尿感や排尿時の痛みがあり、治療にも時間がかかるので避けたい所です。
妊婦が頻尿になるのは、
骨盤内のうっ血や子宮が大きくなって来て恥骨に膀胱が圧迫されるからです。
生理的な現象で誰もが通る道なので尿意を感じたら我慢せず早めにトイレに行くようにしましょう。
赤ちゃんをお腹の中で育てるには、妊婦の血液量が増えなければなりません。
妊娠すると血液量を増やすために血液が薄くなります。
すると、普段貧血気味でない方も貧血になります。
月経(生理)が毎月ある女性は特に貧血になりやすいので、妊娠中に関わらず貧血対策はしておいた方が良いでしょう。
食事で言えば、お肉やほうれん草、あさりやプルーンなどを多めに摂取しましょう。
出産時には多くて500mlの出血があります。
妊娠後期には鉄を増やすよう食生活を見直しましょう。
妊婦の数十%は便秘に悩むと言われていますが、
ほぼ全ての妊婦が便秘気味になります。
中には下痢になったり、便秘になったりを繰り返す妊婦もいます。
さらに痔に悩まされる妊婦も多く、便秘は痔を悪化させる悪循環に陥ります。
妊娠中の便秘対策としては、
・運動する
・食物繊維の多い食事を心がける
・水分をたくさん飲む
この3点を行ないましょう。
妊娠中は体を大切にするのでつい、運動不足になりがちです。
無理の無い範囲で少し体を動かすようにしてみましょう。
食物繊維の多い食べ物は、ゴボウ、プルーン、サツマイモ、オクラ、枝豆などを摂取すると良いでしょう。
枝豆は妊婦に必要な葉酸も多く含まれているのでオススメの食べ物です。
また、便秘の時は産科の医師に相談してみましょう。
妊婦でも服薬出来る便秘の薬を処方してくれます。
この薬で便秘が解消する妊婦も多くいます。
妊娠によっては痔に悩む事があります。
中でもいぼ痔に悩む場合が多く、
このいぼ痔の原因は肛門周り血が溜まった物で放っておくと子宮が大きくなるに連れて、血管を圧迫し、下半身のうっ血を起こします。
いぼ痔を解消するには、便秘を防ぐ他ありません。
食物繊維の多い食事を心がける、運動不足に注意する、水分を沢山飲む、この3点を意識して生活してみて下さい。
便秘の場合は主治医に、妊婦でも服薬出来る薬を処方して貰いましょう。
妊娠中は、栄養が赤ちゃんに優先して送られます。
すると、妊婦には肌荒れやにきび、吹き出物が出来やすくなります。
中には乾燥肌に悩まされる事もあるようです。
妊娠中の肌荒れの対策としては、ビタミンやミネラル、水分をしっかりとる事や、
石鹸や化粧品などを刺激の弱い「敏感肌用」の物を使用しましょう。
肌荒れは一過性の物なので深刻に悩まないようにしましょう。
ストレスが原因で肌荒れを起こす事もあります。
妊娠初期症状の1つとして、37度前後の熱が続く事があります。
体がほてるように熱くなりますが、これは妊娠によるホルモンの影響です。
期間は妊娠初期から長くて20週目まで続きます。
尚、37.5度異常の熱の場合は風邪やウイルスが原因となっている事があるので早めに医者にいきましょう。
病院では妊娠している事を医師に伝えて下さい。
妊婦は、抗生物質など、胎児に影響を与える薬は服薬できません。
尚、母体が38度以上になると赤ちゃんの脈が速くなります。
数日なら赤ちゃんには影響はないと言われますが、脈が速くなると赤ちゃんの心臓に負担がかかります。
熱が出たら妊婦はなるべく体温を下げるように調整しましょう。
妊娠初期症状の代表的な物として
・涙もろくなる
・イライラする
・不安にかられる
などの情緒不安定になる事があります。
これは妊娠中のホルモンバランスの影響によるものです。
体調の変化に感情が付いて行かなくなり、涙もろくなったり、イライラしたりします。
「マタニティブルー」や「産後鬱」と言う言葉あるように、これから生まれてくる赤ちゃんの事、初めての事などを考え過ぎて感情がコントロールできなくなってしまうようです。
中には変な夢を見る妊婦もいます。
妊娠中のストレスや、不安が夢になって現れます。
怖い夢をみたり、追いかけられている夢をみたりと夢の内容は様々です。
感情コントロールが出来なくなったり、変な夢を見たりする事は妊婦の誰もが経験する事です。
あまり深く考えず、これからの楽しい生活の事を考えるようにしてみましょう。
我が子とは一生付き合う事になります。
苦労もあるかもしれませんが、成長するに連れ妊婦にとってかけがえのない家族となります。
赤ちゃんを産む事の不安、今後長く続く子育ての不安が潜在的に妊婦を負の考えを引き起こしていると言われていますが、楽しい事や素敵な事が多く待ち受けているので少しでも前向きな考えをするようにしましょう。
中には不安を解消してくれるカウンセリングを行っている病院もあります。
どうしても不安が拭い去れないようなら病院の先生に相談してみると良いでしょう。
下部腹痛がある場合は、子宮外妊娠の可能性があり注意が必要です。
子宮外妊娠とは子宮に着床するべき受精卵が何らかの原因で他の場所に着床してしまう事を言います。
子宮以外の場所に根を下ろし育つと、血管や組織を傷つける事になります。
すると、下腹部に痛みを感じたり、お股やお尻に痛みを感じたり、少量の出血があったりします。
歩くたびに痛くなるので病院へは出来るだけ車で行くようにしましょう。
妊娠初期の妊娠6週から15週で、出血を伴う腹痛の場合は流産の可能性があります。
出血が合った場合は慌てずに、病院へ連絡してみましょう。
妊娠中は腹痛に襲われる事が度々あります。
緊急性のない腹痛の場合もあるので見分けるようにしましょう。
生理痛のような痛み、下腹部を刺されたような痛み、卵巣近辺を触られてるような痛みの場合は緊急性がありません。
出血を伴う痛みの場合は緊急性が高いと覚えておきましょう。
痛みが気になるようであれば早めに病院へ連絡するようにしましょう。
妊娠していても月経(生理)のような出血が見られる事があります。
妊娠12週目を過ぎた頃から出血は少なくなりますが安定期ではないので油断はしないようにしましょう。
出血は妊娠初期症状にも見られ、安心できる物と場合と、危険な物があります。
月経様出血と呼ばれる、月経予定日に1日~数日続く出血がありますが、これが原因で出血している場合は安心です。
また、着床出血と言う妊娠している場合にも見られます出血があります。
受精卵が誕生した時に出血されるものでこれも安心です。
この着床出血を生理と勘違いしてしまう妊婦もいて、結果妊娠発見が遅れる場合もあります。
妊娠にとって危険な出血は、医師でないと正確にはわかりません。
検査や診察を受けてはじめて危険か安全かの判断がわかります。
流産の前兆としての出血も見られるので、
出血があった場合は、産科に連絡するか早めに病院に行きましょう。
流産による出血は受精卵が何らかの原因で異常を起こしているのが一般的です。
娠初期に起こる出血は茶色いおりものや、おりものに混じった出血など人によって様々です。
【大量の出血】
胎盤が完成されるのは16週目頃からですが、
この胎盤が前置胎盤の場合は出血量が多くなります。
ただごく稀なケースなのであまり心配しなくて大丈夫でしょう。
妊娠中に出血が合った場合は慌てず、病院に連絡、または病院に早めに行くようにして医師の判断に従いましょう。
妊娠したかどうか分からない場合は妊娠検査薬を使用しましょう。
妊娠検査薬を試す期間は、生理予定日が1週間遅れていたら試してみよう。
陽性(+)陰性(-)の違いについても解説していきます。
妊娠を知ったきっかけは人それぞれです。
何故妊娠したと思ったかとのアンケート結果では
・「生理が遅れていた」
・「体調変化でピンっときた」
・「妊娠していると確信していた」
などの回答があります。
妊娠に気づくタイミングや動機は人それぞれですが
妊娠検査薬を試すタイムミングは一般的に「次の生理が遅れたら」と言われています。
しかし、気になっている場合には早めに試してみると良いでしょう。
また検査薬は遅すぎてもいけません。
妊娠の発覚が遅れてしまうとデメリットがあります。
早すぎると反応が出ない事もあるのでタイミングには注意しましょう。
では妊娠検査薬はいつ使うのが一番良いのでしょうか。
一般的には「生理予定日の7日後」がベストだと言われています。
妊娠をすると hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)と言うホルモンが尿の中に混じる事になります。
妊娠検査薬はこのhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)に反応します。 そして陽性、陰性を区別してくれます。
hCGの分泌量は妊娠8週目頃からピークとなります。
妊娠検査薬を使えるのは生理予定日から遅れる事5日目以降にしましょう。
hCGの分泌が十分であれば陽性反応ははっきり出ます。 薄っすらでも陽性反応があれば妊娠している可能性はあります。
その際は少し日数を空けてもう一度反応を見てみましょう。 |
妊娠検査薬の説明書には、
・使用時期
・測定方法 が掲載されています。
これらを必ず守りましょう。
またパッケージに記載されている
使用期限が切れていない事も確認して下さい。
あまり早くに妊娠検査薬を試すとhCGの分泌が少なく正しい反応が出ません。
また、排卵の遅れでたまたま反応が出ない時もあります。
妊娠していて欲しい気持ちから、
ついつい検査薬を使うタイミングをフライングしてしまう方が多くいます。
せっかく使用しても正確な反応が出ない事もあるのでタイミングは
朝一番の尿がhCGが最も濃いので、朝一の検査がオススメです。
現在の妊娠検査薬のほとんどが基本的には1日の内
いつの尿でも時期が適切であれば反応します。
しかし、より正確性を求めるのであればやはり朝一番の尿に越したことはないでしょう。
まず、産婦人科で正常妊娠か確認してもらいます。
今の妊娠検査薬の正確さは99パーセントと言われている物が多くあります。
そのため、検査薬で陽性反応が出た場合は妊娠している可能性が非常に高いです。
しかし、それだけでは正常妊娠かどうか分かりかねます。
異常がないかを自身で判断する事は出来ません。
正常であるか、異常はないか、を診断をしてもらいに産科を受診しましょう。
妊娠検査薬で陰性反応の場合は絶対に妊娠していないと言う確証はありません。
前述しましたが、排卵の遅れでまだhCGの分泌が十分ではなく
正確な結果が出ていない場合と言う事もあります。
生理が遅れている場合は、再度妊娠検査薬を使用してみて下さい。
目安は1週間後くらいにしてみましょう。
陽性反応が薄い場合も同様です。
【関連記事】