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妊娠後期の過ごし方

(妊娠後期の過ごし方や注意点)
(妊娠後期の過ごし方や注意点)

妊娠後期の過ごし方や心得を解説しています。

 

妊娠中期とは妊娠して8ヶ月、9ヶ月、10ヶ月間の事を言います。(28~39週目)

 

おっぱいマッサージや会陰マッサージを行い出産に備えましょう。


出産に向けて体の準備をしよう

(おっぱいマッサージなど体の準備は沢山ある)
(おっぱいマッサージなど体の準備は沢山ある)

赤ちゃんが生まれてすぐに行う育児は母乳を与える事です。

 

赤ちゃんが吸いやすく、毎日の授乳に耐えられる強い乳首にする準備が必要です。

 

他には、出産の時のダメージを小さくする為に会陰(女性器)のケアも必要です。

 

それぞれのケアの方法を紹介していきます。

母乳で育てるためには

(乳頭や乳房のケアをしっかり行う)
(乳頭や乳房のケアをしっかり行う)

母乳で育てるメリットは沢山あります。

(後程解説します。)

 

母乳は赤ちゃんが生まれるとすぐに出るわけではありません。

 

赤ちゃんに吸われる刺激でホルモンが分泌され徐々に出るようになっていきます。

 

赤ちゃんも、ママのお腹の中で練習して来ましたが、初めの内は上手く吸えない事もあります。

 

その為、妊娠中から乳腺を発達させておく必要があります。

 

また、赤ちゃんがくわえやすい乳首に準備しておく必要があります。

 

臨月に入ったあたりから乳頭や乳房のケアをするようにしましょう。

 

乳頭には母乳が出る穴がいくつも空いています。

 

この母乳が出る穴は、妊娠前は閉じていますが、マッサージをする事で穴は開いていき、

 

赤ちゃんにスムーズに母乳を飲ませる事が出来るようになります。

母乳で育てるメリット

・親子の絆が深まる

 

ママは自分の体から出る母乳を赤ちゃんに与える事により、

 

より一層育児をしている事を実感し、赤ちゃんに愛情がわきます。

 

赤ちゃんもママの温もりを感じるので、小さい内からママの存在を意識します。

 

・ママの体を回復させる

 

赤ちゃんに乳首を吸われると、子宮収縮を促すホルモンが分泌されます。

 

すると、出産でダメージを受けた子宮の回復が早くなります。

 

・ 赤ちゃんの免疫がつく

 

母乳には赤ちゃんを外部の病気から守ってくれる免疫成分が含まれています。

 

特に一番初めに飲ませる「初乳には」免疫成分が最も含まれているので是非飲ませましょう。

 

・栄養バランスが最高に良い

 

母乳に含まれている栄養成分は、

 

「たんぱく質」「脂質」「ビタミン」などがバランスよく含まれています。

 

これらは赤ちゃんにとって理想な飲み物です。

 

・消化吸収が良い

 

母乳には消化酸素が含まれていますので

 

消化吸収が抜群です。

 

赤ちゃんの体に負担をかける事なく、栄養を与える事が出来ます。

乳頭の形を確認しよう

(母乳を与えやすいかどうか確認しよう)
(母乳を与えやすいかどうか確認しよう)

乳頭にもいくつか形があります。

 

初めて母乳ケアをする時には、まず乳頭の形を確認してみて下さい。

 

乳首が小さかったり、大きかったり、

 

平たい扁平乳首や乳首が引っ込んでいる陥没乳首の場合は丁寧にマッサージをする必要があります。

授乳しやすい乳頭とは?

直径や乳房からの長さが1cm前後が赤ちゃんが吸いつきやすい乳頭です。

 

これより小さい乳頭の場合は、

 

赤ちゃんが舌を絡めにくく、

 

大きい場合は乳輪部まで口に含めない事があります。

 

両方ともより丁寧なマッサージを行い、乳頭や乳輪を柔らかくして下さい。

陥没乳首

乳房が乳輪部に入り込んでいる場合で、

 

乳頭吸引器などを使用して吸引し、乳頭がつまめるようになったら、

 

マッサージを行います。

 

→乳頭吸引器の評価が高い順にこちらにまとめました

扁平乳頭

乳頭が平たい場合は赤ちゃんが吸いつきにくくなる事があります。

 

自身でつまめるか、よく伸びるのかを確認して下さい。

 

つまめなかったり、伸びにくい場合は入念にケアを行って下さい。

乳頭マッサージは助産師の指導のもと行う

(おっぱいマッサージは専門家の指示に従う)
(おっぱいマッサージは専門家の指示に従う)

注意しないといけない事は、

 

おっぱいマッサージをしてお腹が張ってしまう事があると言う点です。

 

乳頭の刺激がお腹の張りを促す事もあるのです。

 

産科によって指導の時期も様々です。

 

確認して、助産師の指導に従うようにしましょう。

 

36週未満で切迫早産と診断された場合や、

 

お腹が張りやすい時期は避けましょう。

 

ケアの途中でお腹の張りを感じたら止める事が大切です。

 

さて、乳頭マッサージですが

 

いつから始めれば良いのでしょうか。

 

基本的には医師に言われたらスタートしますが、

 

中には何も伝えてくれない医師もいます。

 

妊娠9ヶ月頃からスタートすれば十分です。

乳頭マッサージの方法

【1】、片手で乳房の下を支えます。

 

もう片方の手の親指、人差し指、中指を乳輪部に当てます。

 

 

【2】、指の腹で乳輪部の中心部に向かい、圧をかけます。

 

 

【3】、2から乳頭に指を滑らせながら

 

縦と横にずらしながら、揉み解していきます。

出産の準備の為に

(出産準備のマッサージは念入りに!)
(出産準備のマッサージは念入りに!)

乳頭マッサージはおっぱいを赤ちゃんにスムーズに飲ませるために行います。

 

次は「会陰(えいん)部」のケアについて解説して行きます。

 

会陰部とは赤ちゃんが生まれる部分周辺の事を言い、

 

膣の出口と肛門の間の部分の事です。

 

陣痛が始まると、徐々に柔らかくなり、赤ちゃんが出て来る時には薄く伸びた状態になります。

 

しかし、赤ちゃんの頭がスムーズに出るほど十分に伸びて来る人は多くありません。

 

その為、会陰部保護と言い、会陰が避けてしまわないように助産師が介助したり会陰切開を行うわけです。

 

会陰マッサージはこのように、

 

会陰裂傷を防いだり、会陰切開をなるべくしないで済むようにする為に妊娠後期になったら行います

 

お腹が張りやすい妊婦は注意が必要です。

 

あらかじめ会陰マッサージを行って良いか医師に確認しましょう。

 

会陰マッサージを開始する時期は医師の指導に従います。

 

一般的には妊娠9ヶ月目から開始します。

会陰マッサージの方法

・必要な物

 

スウィートアーモンドオイル

 

オリーブオイルなどの植物性無添加オイル

 

→スウィートアーモンドオイルの評価が高い順にこちらにまとめました

 

・方法

 

オイルを付けた指先で、

 

3時から9時の部分をマッサージしていきます。

 

慣れたら段々と圧を加えていきます。

 

・会陰マッサージのポイント

 

【1】しゃがんだ姿勢、台や椅子などに片脚をかけると行いやすいです。

 

【2】お風呂上りや入浴中に行うと効果的です。

 

【3】週に2~3回を1回につき5~10分間行います。

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