妊娠相談・産前産後相談は自治体に
赤ちゃんの育児や出産などに対して多くの公的制度（サポート）があります。
それらの相談窓口や申請場所は全て自治体になります。
また母親学級などは保育所や保育センターが行っています。
どのような助成制度があるのか確認してみましょう。
自治体の窓口は妊娠相談、産前産後相談ができる
妊娠や出産、育児にかかわる公的サービスは沢山あります。
それらは必ず活用するようにしましょう。
今の内に確認しておいて必要な時にどんどん使いましょう。
お金が貰えたり、育児に必要な物が貰える事だってあります。
産前産後の様々な悩みを相談してみよう
妊娠中や育児中などの時に一番の理解者になってくれるのはパートナーである旦那です。
または、自分の家族です。
身内に不安などを相談すると気持ちが晴れますが、
それでも初めての妊娠や出産、育児では分からない事が沢山あります。
特に公的制度については旦那や家族では分からない事があります。
そんな時は、住民票がある自治体（区役所や市役所、保健センター、保健所）に相談してみましょう。
自治体からは、母子健康手帳や健診の受診票の交付以外にも、
妊娠・出産・育児に関連した様々なサポートを受けることが出来ます。
例えば、
|
・妊婦さんや赤ちゃんの医療費の助成 ・産前産後のヘルパーの派遣 ・産後の保健師による家庭訪問 ・保育所への入所 など。 |
このように、
働くママへの育児サポートを沢山受ける事が出来ます。
自治体によって必ずしも全てのサポートを受けることが出来るわけではありません。
各自治体によっては、更にサポートの幅を増やしている場合もあります。
必ず、確認してみましょう。
各サービスは待っていても利用できません。
こちら側から申請する必要があります。
当てはまるものや受けたいサービスがある場合は、積極的に申請しましょう。
自治体
自治体は、住民票のある区役所や市役所の事を言います。
自治体によって異なりますが、
「子育て支援課」などの名称がつけられている課があるので、そこに申請してみましょう。
子育てに関する事について申請や相談をしたい時は
自治体の子育て支援課へ行きましょう。
▼妊娠期
|
・妊娠届
母子健康手帳や健診受診票の交付 |
▼産後
|
・保育所
公立認可保育所の入所申請
・病後育児保育・ショートステイ
相談や手続きの案内
・出産育児一時金
申請の受付
・児童手当
申請の受付
・乳幼児の医療費助成
申請の受付 |
赤ちゃん関係の届け出は、
色々な種類がありますのでしっかりと確認をしましょう。
届け出を整理していると親になった事を実感します。
保健所・保健センター
保健所や保健センターでは、
講習会などのイベントや各種検診、予防接種などを行っています。
ママや赤ちゃんの心配事などの相談にも応じてくれます。
▼妊娠期
|
・母親学級、両親学級
自治体が開催する、保健師や助産師による講習会で、
無料で赤ちゃんの育て方や出産時の心得、知識などを教えてくれます。
パパとママとで、参加できるので受けておくと良いでしょう。
それとは別に、
通院している医療機関で独自に開催している事もあります。
医療機関からアナウンスされるので確認してみると良いでしょう。 |
▼産後
|
・保健師等による自宅訪問
妊娠届けの時にもらう届け出用紙を提出すると、
保健師が自宅を訪問してくれて、
ママの育児相談に乗ってくれたり赤ちゃんの健診をしてくれたりします。
その他に、
・乳幼児健診 ・予防接種 ・離乳食教室 などがあります。 |
保健センターでの母親学級では、ママ友が出来る事があります。
母親学級に参加しているママは皆子どもが同級生になります。
しかも住まいが近所なのできっと良い関係を築けるはずです。
ママ友がいない人は積極的に参加するようにしましょう。
マタニティマークについて
マタニティマークとは、
妊娠がわかりにくい時期に周囲の人にひと目でわかるようにするマークです。
一般的には、母子健康手帳と一緒に受け取る事が出来ます。
妊婦のお腹がふっくらとしてくるのは、
個人差がありますが、おおむね妊娠5~6ヶ月頃です。
それ以前のつわりなどで一番体調が落ち着かない時期には妊娠している事が外から見てもわかり辛い事から考案されたマークです。
自治体に妊娠の届け出をすると母子健康手帳と一緒に貰えます。
その他、
電車の改札窓口で言えば貰えたり、育児関連の本の付録についてくる事もあります。