乳幼児医療費助成(子ども医療費助成)

(赤ちゃんの医療費をサポートしてくれる制度)
(赤ちゃんの医療費をサポートしてくれる制度)

赤ちゃんが病気した時に、病院にかかったお金を補助してくれる福祉制度が乳幼児医療費助成です。

 

各自治体によって条件などは様々です。

 

詳しく見ていきましょう。


自治体によっては自己負担ゼロ!

(育児を助けてくれるお金。地域によっては全額負担してくれる)
(育児を助けてくれるお金。地域によっては全額負担してくれる)

乳幼児医療費助成(子ども医療費助成)とは、

 

赤ちゃんにかかる医療費の負担を軽減してくれる福祉制度の事です。

 

運営元は、各自治体に委ねられており、

 

「子育て医療費助成」「小児科医療費助成」など名称は様々です。

 

さらには助成金額や方法まで異なって来ます。

 

例えば、

 

未就園児は無料で病院にかかる事ができる

 

1回の診療につき100円の自己負担額を課している

 

などの自治体があります。

 

さらには

乳幼児に限らず、中学生や高校生までも対象にしている自治体もあります。

それぞれ内容が異なるので、詳しい事は住民票がある市区町村の役所に確認してみましょう。 

支払い申請方法

健康保険証と一緒に、

 

乳幼児医療証を医療機関の窓口に提示し、自己負担額を支払う方法が多いですが、

 

一度医療機関の窓口でお金を支払い、

 

後日、領収書を持参して役所で申請して払い戻す場合もあります。

 

自治体によってはその町で使える商品券などを交付し助成している所もあります。

 


乳幼児医療費助成の手続き方法


(どのように手続するの?)
(どのように手続するの?)

子ども医療費助成を受ける手順を順番に解説します。

 

1、出生届けの提出

 

まずは、出生届けを出して赤ちゃんの健康保険(または国民健康保険)の加入手続きをします。

 

2、役所に申請

 

赤ちゃんの保険証ができたら役所で申請をして、乳幼児医療証を交付してもらいます。

 

申請が遅れた場合、申請前の医療費が助成の対象となるかどうかは、

 

それぞれの自治体によって異なります。

 

早めに手続きをするようにしましょう。

 

申請場所はどこ?

(子ども医療費助成の申請場所について)
(子ども医療費助成の申請場所について)

乳幼児医療費助成は原則として、

 

住民票がある市区町村の医療機関での診療が対象となります。

それ以外の市区町村の医療機関でかかった医療費は対象外となる場合があります。

 

また、保険診療外の医療費や差額ベッド代なども対象外となる事が多いので注意しましょう。

 

事前に住民票がある市区町村の窓口に確認しておくと良いでしょう。

 

ポイント
対象者

自治体で決められた対象年齢

の子どもがいる家庭

 

助成金額  自治体により金額が異なる
申請時期 出産後速やかに

 

申請窓口 住民票がある市区町村の役所

 

必要な物

・医療費助成受給資格認定申請書

・赤ちゃんの健康保険証またはコピー

・保護者の印鑑

・保護者の市区町村民税課税証明書など

▼子ども医療費助成受給資格認定申請書の記入例

(例:世田谷区の子ども医療費助成の申請書)
(例:世田谷区の子ども医療費助成の申請書)

記入する欄には

 

・申請者(生計中心者)の住所

・申請者の電話番号

・申請者の氏名

・申請者の生年月日

・子供の氏名

・子供の生年月日

・申請者の加入健康保険の情報

 

などの必要情報を記入します。

 

上記の例は世田谷区「子ども医療費助成制度」の申請書を例としています。

 

自治体によって制度や申請書の名称、申請に必要な書類などが異なります。

 

住民票がある市区町村で必ず確認してみましょう。