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出産を無事終わった後は、赤ちゃんを育てて行くだけです。
これから長い間育児をする分けですが、まずは産まれたばかりの新生児の体の状態を理解しましょう
産まれた直後の赤ちゃんはどんな様子なのでしょうか。
羊水に浸かった状態から、突然空気に触れるので乾燥しやすいのが特徴です。 新陳代謝が活発な為、皮膚もボロボロむけます。
しかし、次第に強い皮膚へ変化して行きます。 |
赤ちゃんの頭は個人差があります。髪の毛がふさふさの子もいれば、そうでない子もいます。 あまり気にしないようにしましょう。産後すぐの体毛は産毛です。これは成長とともに生えかわっていきます。 |
生まれたての赤ちゃんの目はまだ明暗ほどしか見れていません。 生後3ヶ月程から、徐々に見えるようになっていきます。 |
ママのおっぱいを鼻で嗅ぎ分けられます。鼻の穴が小さいので鼻づまりはしょっちゅうです。 生後1ヶ月半頃までは鼻の頭に白いぶつぶつがありますが、鼻皮脂なので放っておきましょう。 |
赤ちゃんでも、甘みや苦味は感じることができます。呼吸は鼻呼吸をメインとし、まだ口での呼吸はうまく出来ません。 |
指の関節を軽く曲げた状態です。
腕は肘を曲げたような状態でいます。 |
へその緒の残りがしばらくはついたままでいますので、おへそはジクジクしています。 10日以内にはへその緒が乾燥していき自然に取れます。 |
お尻や背中に青いあざのように見える蒙古斑が見られる事があります。これは5~6歳にもなれば自然に消えます。産毛が背中全体に生えていますが、生後2~3ヶ月でなくなります。 |
男の子の赤ちゃんは亀頭が包皮に覆われています。女の子は少量の出血が見られることもあります。男女ともに性器は腫れているように見えますが、時間とともに落ち着いていきます。 |
足は膝を曲げている状態でM字型です。
常に開脚した状態が赤ちゃん特有の姿勢となります。 |
新生児とは「生後28日以内の赤ちゃんの事」を言います。
この新生児の頃の体型は、
頭でっかちで、3~4頭身です。
ふっくらしているのが特徴ですが、これはお腹にいた最後の3ヶ月の間に体の中に脂肪をため込んでいた為です。
新生児の体温は少し高めです。
平均で37℃前後です。
通常の人間で言う、微熱状態の体温があります。
これは、産まれた時に裸で外に出てくるので体を冷やさないように適応している為と言われています。
赤ちゃんは新陳代謝がとても高く、汗っかきで暑がりです。
冬に産まれたからと言って、部屋の中のエアコン温度を高めに設定していると服の中で汗をかいて、皮膚荒れの原因となります。
赤ちゃんの呼吸回数は多めです。
1分間に40回~50回程度します。
脈拍も多めで、1分間に120回前後です。
お腹の中にいるときに健診で心臓が素早く鳴っていたのを思い出すと納得すると思います。
赤ちゃんの五感はまだ発達していません。
・「視覚」
・「聴覚」
・「嗅覚」
・「味覚」
・「触角」
ともに、まだまだ未熟ですが、生まれた直後から機能しています。